3月29日、広汽Hondaは新型電気ブランドe：NPを発表し、e：NP傘下の最初の車種であるe：NP1の中国語名である極湃1を発表した。
e：NPシリーズの発表はHondaが中国で電気化事業を全面的にスタートすることを象徴し、e：NPシリーズは広汽Hondaの電気化事業への決意が込められている。
「広汽Hondaのこれまでのビジネスの境界を打破し、ユーザーを中心に、全分野で垂直統合を行い、製品研究開発、知的生産、販売チャネル、サービスモデルの4つの分野で、電気時代に向かう全面的な分布へ躍進しました。」と広汽Hondaの鄭衡取締役副社長は、新型e：NPブランドの誕生戦略を説明した。
広汽Hondaの鄭衡取締役副社長
研究開発の境界を打破：広汽Hondaは中国の電池業界およびIT業界のトップ企業と緊密な協力関係を築き、動力技術水準とスマート化、ネット接続化のレベルを大幅に向上させた。
生産の境界を打破：広汽Hondaの最初の新エネルギー専用工場が2024年に竣工して生産を始める予定で、Hondaの中国における最高基準の電気自動車生産拠点になる。
チャネルの境界を打破：従来のオンラインとオフラインのチャネル協力に加え、広汽Hondaは今後、専用の電気自動車販売サービス店、スーパーマーケット店などの新しい販売モデルを構築する。
サービスの境界を打破：中国における600以上の特約店は、メンテナンスなどの伝統的なサービス項目で標準を維持しているだけでなく、デジタルネット接続とレベルマーケティングを持続的に強化し、ユーザーにサービスを提供するために境界を打破して協力している。
研究開発、製造、チャネル、スマートサービスなどの分野で境界を打破したe：NPは複数の段階から広汽Hondaに新たな発展の枠組みをもたらしている。
e：NP1極湃1の製品力は、「動・智・美」の3つの方向に纏めることができる。
e：NP1極湃1はHondaの新しい純電気アーキテクチャe：N Architecture Fによって開発されたものであり、中国のトップ電池サプライヤーとの共同研究開発により、電池の効能と動力性能はユーザーを安心させることができる。電気駆動と電気制御の面では、e：NP1極湃1は2万以上のシーンアルゴリズムの応用により、車両の運動性能を確保すると同時に、運転手と乗客の快適感を最適化するよう努力している。
スマートネット接続と車載用インフォテインメント製品について、e：NP1極湃1にe：N OSシステムが搭載され、Honda SENSING安全運転支援システム、Honda CONNECT 3.0 純電気自動車専用バージョン、HMIスマートデジタルコックピット技術が統合されている。また、Hondaが最初に発表したDMC運転手状態感知システムを搭載し、ヒューマンコンピューターインタラクションのレベルをさらに高めた。
外観について、e：NP1極湃1がHondaの新しい設計言語e：N Designを採用し、電気自動車の調に合せるよう多くの細部に改善した。e：NP1極湃1は、車の先頭部分で光る「ビッグH」ロゴを初めて採用し、充電時にヘッドライトの「Heart beat心インタラクションライト信号」が作動する。
2022年、70年以上にわたっているHonda、24年にわたっている広汽Honda、長年動力技術で知られている広汽Hondaはようやく新型純電気プラットフォームブランド「e：NP」を発表し、最初の車種「e：NP1極湃1」も正式にその姿を現した発表された。
新型電気ブランドを立ち上げることで、広汽Hondaの全面的な電気化事業のピークが始まり、1年に1つの電気車種を確保する戦略がすでに展開され、中国の電気自動車消費者にとっても、より質の高い選択肢をもたらすことになる。（自動車人/麦可）
サイバトロンのウェブサイト：http://jp.cnqcr.com/
