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中国の動力バッテリーの競争は日増しに激しくなる

自動車人 2021-03-25 14:10:00 著者:黄耀鹏

一車全部市場の牽引を受けて、中国の動力バッテリーはとっくに世界第一の市場地位を築いたが、競争レイアウトは遥かに固定化されていません。

2020年、中国の動力バッテリー総設備容量は64GWhで、同期比は2.9%増です。寧徳時代(CATL)の設備容量シェアは50%にも達したが、情勢は寡占化へ向かいません。BYDは9.3GWhを以て、第二位にランキングし、設備容量は13%縮小しました。LGは中国の市場におけるシェアが6.5%で、第三位にランキングしたが、グローバル範囲の内において、31GWh設備容量を以て、第二位にランキングし、同期比は150%増です。
 

グローバルの角度から見れば、LG、パナソニック、BYD、SDIはトップ2-5位にランキングしました。中国の市場において、グローバル優位を実現するにはまた1-2年間かかる必要があり、韓国系バッテリーメーカーは中国におけるランキングはまた、上昇していきます。パナソニックはテスラが中国でCATLとLGバッテリーを仕入れることに傾くため、中国における見通りがはっきりと見えません。

2020年はリン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LFP)が台頭した一年です。2020年、LFP設備容量は22.39GWhで、同期比は12.7%増です。通年から見れば、LFPの市場シェアはやや上昇し、2019年の32%から大幅に35%まで引き上げました。少なくともバッテリーメーカーの角度から、LFPの後の市場表現を楽観的に見通します。
 

同時に、LFPを受けるホスト工場はますます多くなり、今年LFP設備容量は恐らく43%まで引き上げます。2021年に最も新しく申告した44モデルの電動乗用車中で、LFP車種の数量は初めて三元を超えました。

中国の企画に従うと、2025年に新エネルギー車が占める割合は市場20%の目標に達し、このような設備容量は恐らく600万両まで達成し、動力バッテリーの需要は369GWhを超え、海外のバッテリー需要は524GWhで、グローバル合計で900GWhに近く、その上にエネルギー貯蔵、商用車、工業などシーンの需要を加え、グローバルで2025年にTWh時代に邁進します。
 

CATLとLGもすでに大規模な生産拡張行動を行いました。CATLは2020年前後、数百億人民元を投資し、江蘇溧陽、四川宜賓、福建寧徳でリチウムバッテリー製造拠点を増築し、年間生産能力は60GWhより少なくなく増やすと見積もります。LGがポーランドにおけるバッテリー工場はグローバルで最も大規模なバッテリー拠点で、年間生産能力は70GWhで、且つまだ拡張中;LGの南京における二つ工場の生産能力は15GWhで、2023年の前に二倍になります;米国でゼネラルモーターズ(GM)のためにキットを生産する合弁会社Ultium Cellsは余分に生産を30GWh増やしました。

中国において、動力バッテリー産業はホストメーカーの把握から脱出しつつあり、大手バッテリーメーカーが半分独立したステージと変えます。サプライヤーは前例がない発言権を勝ち取り、且つ日増しに強力に自動車産業全体を塑造することに参加していきます。(自動車人/黄耀鹏)

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