2020年グロバール市場全体が沈滞する中、中国自動車市場は独特な成績を創出した、その中でも日系自動車ブランドが目立った。
最近、Toyotaが発表した2020年グローバル販売実績のデータによると、952.84万台の記録を達したToyotaは、Volkswagen（930.54万台）を上回り、4年ぶりに世界販売1位を獲得した。
2020年の業界水平比較の観点から、日系自動車の総合パフォーマンスは競争他系より優れており、中国市場での販売好調と大きく関係する。中国自動車工業協会の統計によると、2020年中国自動車生産台数前年比2.0%減の2522.5万台であり、自動車販売台数は前年比1.9%減の2531.1万台を記録した。
系別市場占有率の観点から、2020年12月、日系ブランドは23.5%占めで再びドイツ系ブランドを上回った。一方、2020年1月から12月まで、日系ブランド販売台数は前年比2.4%増加し、市場占有率は24.1%となった。ドイツ系ブランド販売台数は前年比4.6%減少し、市場占有率は25.5%を記録した。
具体のには、2020年12月、東風NISSAN、東風HONDA、GAC HONDA、FAW TOYOTA、GAC TOYOTAの5つの合弁自動車企業の販売台数は、何も前年と比べてプラス成長である。この中、HONDAの合弁企業2社の販売台数はそれぞれ前年比45%を上回った。2020年全体で見ると、中国における日系ブランド前3位は依然としてHONDA、TOYOTA、NISSANが獲得し、三大ブランドの中国市場販売台数は何も100万台を超えている。中国におけるHONDAの累計販売台数は前年比4.7%増の1626972台となり、年間販売台数の史上記録を更新した。GAC HONDAと東風HONDAの卓越なパフォーマンスにより、HONDAはTOYOTAを上回り再び中国市場における日系ブランドの販売実績トップを獲得した。中国市場はHONDAがTOYOTA(LEXUS以外)を上回る唯一の核心自動車市場である。
HONDAとTOYOTAが代表となる日系自動車企業各社は、中国市場に対する資金と技術投資を年々増やしている。2020年、HONDAは第3世代i-MMDハイブリッド技術を中国市場に積極の普及すると共に、1.5Lハイブリッドシステムを中国市場に初導入した。TOYOTAはTNGAによって構築された新製品を中国市場に輸出すると同時に、新エネルギー分野の主導権を握っている。NISSANはグループ経営陣の動揺や過度な拡張スピードによるダメージを受けながら、一定の製品、技術レイアウトの水準を維持している。一方、Renault S.A-NISSAN-MITSUBISHI連盟の属するMITSUBISHIブランドは、新製品による刺激を至急に必要とする。
2021年、日系三大企業の対中戦略は何も製品に焦点を当てると予測する。TOYOTAの場合、長期間販売好調を示したHighlanderのニューモデルの登場が予定されており、新しいA+クラスも本格のに発売する予定だ。HONDAの場合、GAC HONDAと東風HONDAは2021年に、中国初の国産プラグインモデルであるCR-V PHEVとBREEZE PHEVを相次いて発表する予定であり、AccordとINSPIREの中期リニューアル製品の登場も予定されている、また、4月の上海モーターショーでGAC HONDA版CIVICを披露する計画だ。NISSANの場合、2021年に東風NISSAN製品陣営に人気高騰なX-TRAIL海外ニューモデルが登場する予定であり、傘下初の純電気SUV Ariyaも2021年にリリースと国産化が計画されている。（自動車人/麦可）
