自動車人/呉毓
ENOVATEの初モデルとなる純電気SUV ENOVATE ME7は7日に発売された、5つのモデルが2つの細分市場に参入し、慎重な計画に従い自信を持つ一歩を踏み出した。
このモデルは単一のフロントモーターで駆動し、54kWhと74 kWh二種類の三元リチウム電池を搭載し、航続距離はそれぞれ410 kmと530 kmとなる。メーカーの販売指導価格については、前者が21.88万元から25.88万元であり、後者が26.98万元と28.98万元である。5つのモデルがそれぞれ2つの細分市場に参入し、販売計画に対する精巧と製品構成に対する自信が示された。
410km航続距離のME7と競う同級製品はWM Motor EX6がある。走行性能、ボディサイズ、販売指導価格等の面で、ENOVATEは指向的にコストパフォーマンスの引き上げを目指した。
ENOVATE ME7とWM Motor EX6は両方単一のモータで駆動され、最高出力と最大トルクが少し異なり、整備質量は不明だが、ENOVATE ME7のスピードアップ性能は確実に優れている：0~100kmhの加速時間は僅か7.7秒で、WM Motor EX6 Plus 400 Polar Editionは9.5秒が必要とする。両車のフロントは両方McPhersonサスペンションを採用し、リアサスペンションの場合、WM Motor EX6は可変断面トーションビームを採用し、一方で、ENOVATE ME7はマルチリンクで独立したサスペンションクの使用により、より快適な乗り心地を提供できる。
パッシブセーフティーの面では、発売から1年が経ったWM Motor EX6がより多くの利点を持っている、例えば、車線変更支援、車線逸脱警告、交通標識認識などが標準装備に含まれる、一方、メーカーの販売指導価格が23.88万元のENOVATE ME7 Sense editionは選択装備に該当する。更に、運転モード（スポーツモード、スノーモード）、急降下、荷物の感知、リモートスタートなどの機能についても、ENOVATE ME7 Sense edition (410km)はWM Motor EX6 Plus 400 Polar Editionほど標準装備として備えていない。
航続距離500kmを超える細分化市場で、ENOVATE ME7は構成で利点を狙う、20インチの車輪、15.6インチの中央制御LCDディスプレイが魅力的で、Type-C充電口、12個のスピーカー、車内のムードライト等で消費者を心酔させる。
ENOVATE会長兼CEOの張海亮博士は“時代の潮流は黄浦江の水のように進んでいる”と自信が満ちたスピーチを行った。ENOVATE ME7の到来は、時代にマッチする自動車であることを強調した。
今日の自動車業界では、電気化が展開し、人工知能の加速化、新エネルギー技術とインテリジェントネットワーク技術が一斉に躍進……自動車は人と社会を繋ぐ接点として一歩一歩浮上し、同時に、個人の生活場面のモバイル端末機を具現化するため邁進している。
今日の社会的トレンドでは、暮らしの質に対する中国消費者の需要が拡大し、低炭素生活に対するグローバル消費者の熱望が高まっている…自動車業界は、電気化と知能化の改革だけでなく、高品質の製品やサービスを消費者に貢献しつつけなければならない。
ME7の発売はENOVATEの一番完璧な自動車でも、コストパフォーマンスが一番優れた電気SUVでもない、しかし、ENOVATEの未来を模索する勇気と自動車の再構築する実力を示した事である。張海亮博士は“勢力は新旧を問わず、自動車製造に遅れがない”と語った。結局、時間と行動により、宣言を実現化するのだ。
