広汽HONDAEA6がこのほど、純電気乗用車として、EA6は豪華版（16万7800元）、尊貴版（18万9800元）の2つのバージョンが発売された。
広汽研究院と広汽HONDAイノベーションが共同開発したEA6は、広汽従来型の自動車と比べてフロントフェイスのデザインが優れている。「ドット式」のグリルに「Ｌ」を要素とした導風式インテグレーションフォグランプを組み合わせることで、より若くスポーティな外観が展示された。ヘッドライト内部にはローズゴール装飾要素も統合され、テールランプも同様に「Ｌ」の字をマークした「上下分割式」の組み合わせを採用し、貫通型のデザインは踏襲しなかった。また、EA6には2種類のハブが装備されている。
EA6の車体サイズは4800 mm X 1880 mm X 1530 mmで、ホイールベースは2750 mmである。EA6運転席は半周式設計を採用し、前後部座席の背もたれは最適な内凹曲面設計を採用し、クッションと背もたれは圧力分布により最適な硬度を選択し、乗客の乗り心地を向上させる。同時に、座席は加熱、換気、記憶など多様なヒューマニティ構成を提供している。
EA6は２つの12.3インチ大型ディスプレイに対応し、テンセントのエコカーを搭載し、スマート言語インタラクションをサポートする。また、スマートカーコントロールアプリと連携し、オーナーが車を遠隔制御できるようにしている。
EA6は第二世代GEP純電気専用プラットフォームに基づいて作られ、電気ドライブシステムは集積化設計を採用する。または、永久磁石同期駆動モーターを搭載し、最大出力135 kw、最大トルク300 Ｎ·m、NEDC総合走行距離510km、しかも0-50km/h加速はわずか3.5秒。また、EA6はワンペダル運転モードを搭載しており、ユーザはアクセル開度変化だけでモータ駆動電力とエネルギー回収電力を制御し、加速と減速を実現している。
バッテリー安全面では、EA6は液冷方式による放熱+高効率加熱機能熱管理設計により、バッテリーシステムの高低温適応性を効果に向上させる。また、バッテリーは振動、衝撃、転倒、落下、模擬衝突、押出し、焼付けなどの強検査テストを通過した上で、車全体の前沖突、後沖突、側沖突、柱沖突などの法規要求を通過し、ユーザーの安全を多方位に保障することができる。
EA6の発売は広汽HONDAにとって、純電気乗用車分野の空白を埋めるだけでなく、合弁企業の制品モデルの積極探索に意義がある。EA6の登場は広汽グループを代表とする中国ブランドの台頭を示すものでもある。（自動車人/麦可）
サイバトロンのウェブサイト：http://jp.cnqcr.com/
