自動車人/呉毓
ダイソンからソニー、ヤマハ、パナソニック、消費電子分野の代表社は自然に「一歩前進する」衝動に駆られる。智能とインターネットの分野では、どの会社も先発利点を持っていなかった。今回は一緒にスタートラインに立った。
ソニーチャイナは26日、微博に「頑張って、運転免許試験頑張ってね！」という書き込みと共に、VISION-S純電動コンセプトカーの写真を掲載した。公式微博の明確なリリース、ソニーが「自動車製造への道をさらに進む」ことを明示に示した。
ヤマハは今年2月に「高性能電気自動車原型オーダーを受け入れる」と発表した。核心となるのはコンパクトな永久磁石併用モーター、出力が200キロワット、ヤマハはその「変革的機動性」を業務戦略の一部だと語った。
ソニーとヤマハは日本企業典型的代表である。これらの企業は特定分野を潜行しながら、既に成長の天井を触れた。自動車製造分野へ足を踏もうとするが、既存市場(顧客)に足を引っ張られ、振り返って新しい分野にジャンプすることは難しかった。
過去の技術完備と実践から判断すると、ヤマハはより多くの変革するための資本を持っている。トヨタと提携して自動車を設計、複数の自動車ブラン向けにカスタマエンジンを設計、智能運転、純電気駆動などの新興分野にも経験がある。このような技術の蓄積により、ヤマハは未来自動車市場への進入が容易になり、少なくとも新しいサプライチェーンの必須的一環になることができる。
現段階事業方式から見ると、ソニーがさらに優れているようだ。ソニーの2019会計年(2019年4月1日~2020年3月31日)の年次データによると、電子製品やソリューションの収益比重が24%以上を占めていたが、利益貢献度は10%未満であった。テレビ事業は約12.3%を占め、成長率3%、利益貢献度は僅か7.6%だった。対照的に、映像及びセンサー事業ソリューションは22%の成長だけでなく、13%収益で26%利益を貢献した。
フィルム市場の衰退に伴い、フジが「ハロゲン化銀に光を当てて反応させて画像形成」は、結核診断分野の先端技術となった。NECは従来のコンピューター業務を売却した後、製造業から手を引き、通信、ITサービス会社に転形する。専用カメラ分野で主導的地位を占めるキヤノンは、既に医療事業、産業機械事業に投資を増やしていた……類似な産業変革は、政策駆動ではなく、技術優位性に依存する企業が達成される自己革命だ。
価格が安くてサイズが誇張された薄型テレビにセットトップボックスの組み合わせは、若者をリビングルームに留めることができず、手に負えないNetflixは、元々ワーナーブラザース、フォックスがリードした市場を奪った。オンライン決済を通じた宅配はラーメンやハムの販売根幹を崩し、オンライン読書は紙媒体の位置を変更するだけでなく、人々の情報取得習慣までリセットした……つまり、他も「流れは問題にならない」言い切れない。
自動車が「スマート端末」と「モバイル端末」になり、ハードウェアメーカーは最終的に後回しになる傾向を考慮すれば、オンラインゲーム、音楽サービス、ビデオサービスまで保有したソニーは、車載の流量を掌握できる権限を持つようになったのだろうか。既に画像処理と位置情報統制をテストしているヤマハは、トヨタの制約を回避し、商用車市場に参入及び開拓できるだろうか。
ソニーやヤマハは、様々な形式で「自動車製造を遠慮する」という意思を表明していたが、これは彼らが未来自動車関連に主要役割を担うことに妨げるものではない。
