タイトル：何小鹏：工場の建設は簡単ではない

メディア：汽車人/盧山

肇慶ハイテク産業開発区では、1,000ムー（１ムーは約６６７㎡）の面積をカバーする大きな工業団地が立ち上がっています。 ここは小鹏自動車肇慶工場で、中国の自動車製造の新たな勢力が理想を想像から現実に変えて、「自己研究」から「自己製造」とする場所です。

6月9日、肇慶小鹏自動車インテリジェントネットワークテクノロジー工業団地はゲストを迎え始めました。最初に招待されたゲストとして、「汽車人」は小鹏製造工場の実際の状況を見る数少ないメディアの1つになりました。

小鹏自動車会長兼CEOである何小鹏は「汽車人」に対して次のように語りました。
「将来的に、スマート電動自動車の基盤は製造にあり、コアは操業にあります。電動および自動車のコアはハードウェアであり、ハードウェアシステムの研究開発、生産、製造、品質は非常に基本的なものだと思っています。小鹏自動車も全体として、この肇慶工場を含め、そのために最善を尽くす必要があります。」

「高品質と十分な安全性がなければ、車をお客様に提供して使用していただくことは不可能です。しかしながらソフトウェア、データ、および操業も、私たちが差別化できる部分であると考えています。」

小鹏自動車肇慶工場は、合計3,000ムーの肇慶ハイテク産業開発区にあります。この工場には、スタンピング、溶接、塗装、最終組み立て、パックの5つの作業空間があります。異なるプラットフォームによる4つのモデルの柔軟な生産能力を備えており、合計264台のスマート産業用ロボットが設置され、年産能力は10万台に達します。
 
インテリジェント自動車の製造に特化した新しい工場として、小鹏自動車は多くの新技術を採用しており、生産システムと柔軟な管理および制御システムの作成に極めて有利な条件を有しています。また、小鹏自動車はトヨタの品質を基準にしていますが、インテリジェント化された製造と管理、車両全体のソフトウェア制御システムとインテリジェント化に独自の方法を有しています。

小鹏自動車の副社長で製造部門の責任者である蒋平氏は、次のように述べています。「小鹏自動車製造の最大の特徴は、ソフトウェア開発システムの一体性にあります。これは小鹏自体のチームと自己開発したシステムに属しているため、市場のニーズとソフトウェアのアップグレードの繰り返しにすばやく対応できます。

現在、小鹏肇慶工場には600名以上の優秀なメンバーがいます。そのうち78％はメインの完成車メーカーから来ており、74％は5年以上の実務経験を持ち、97％のエンジニアは本科生以上です。

蒋平氏は「汽車人」に対して次のように語りました。「まず、私たちは、シンプル、効率的、正直、誠実であれという小鹏の企業文化で統一されています。同時に、小鹏のスタッフの最大の特徴は、強力な実行力です。統一された文化と統一された価値観を通じて、さまざまな企業やさまざまな人々を統合して、強力な小鹏チームを構築できるようになりました 。」

既定の計画によると、小鹏P7の量産は、2020年の第2四半期に肇慶工場で開始し、6月末には正式に引き渡しが開始される予定です。肇慶工場の参観日の「小鹏P7誕生の旅」も、小鹏自動車による誓約が「約束どおり」に果たされることを示しています。

肇慶工場は、小鹏 P7の唯一の大規模な量産拠点になると報告されています。つまり、新勢力である小鹏自動車は、独立した研究開発から製造、販売業務、アフターサービスによる保証に至るまでの一連の先駆者になることを意味しているのです。