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英国ブレクシート協定合意、日系自動車企業撤退

自動車人 2020-12-29 10:00:00 著者:黄耀鹏

12月24日、英国とEUはブレクシート交渉について合意した。2021年1月1日以降、EUと英国は関税と割り当てなしで税関を回復する予定だ。ただし、双方貿易の全てに税関申告が必要とされ、金融業はこの協定に含まれていなかった。

英国自動車業界の最大投資者である三大日本企業は、英国生産能力の49%を占め、Tata傘下のJLRが32%、ドイツ系が12%、フランス系が7%未満、米国系と韓国系が其々1%以下を占めている。

2019年、英国の自動車生産量は前年比14%減の138万台を記録した。2020年のデータはまだ発表されていないが、約100万台未満を予測し、減少幅は27.5%以上になる可能性が高い。

HONDAは非常に早い段階からブレクシートを対応する強力な計画を用意した、つまり、ブレクシートの交渉結果と関係なく、2021年にスウィンドン工場を閉鎖する計画だ。同工場は年間約15万台の自動車を生産し、従業員約3500人だ。先週、HONDAは予定より早く同工場を閉鎖した、つまり、2021計画が繰り上げられたことを意味する。
 

最近、Toyotaは英国のエンジン工場を閉鎖すると同時に、対岸にあるフランス工場も一緒に閉鎖した、供給中断が理由に挙げられた。HONDAと比較して、Toyotaは観望派だ。合意なしにブレクシートが決定される場合、Toyotaは2023年に英国から撤退する計画だ。だだし、最終的に反映されたサプライチェーンの状況が合意なしとほぼ変わらない場合、Toyotaが撤退する可能性は依然として存在する。
 

英国におけるNISSANの生産能力の70%は欧州大陸に販売される。2020年2月、NISSAN欧州会長Gianluca De Ficchy氏は警告を発したことがある、英国とEU間のFTA締結が失敗して、自動車や部品に10%関税を課することになる場合、英国サンダーランド工場の閉鎖に繋がることだ。次世代Qashqaiを生産するため、2020年3月に4億ポンドをサンダーランド工場に投入する計画だ。Qashqaiは欧州で販売1位を記録するSUVモデルだ。この増資は英国商務省のサポートを受けている。しかし、少なくとも今のところ、増資は中止された状態だ。NISSAN内部も変化する状況を対応するため、Qashqaiの生産ラインを同盟であるRenaultの工場へ移管する代替プランを立てた。現在の関税方針が有利だとしても、NISSANは確固した'留英派'から観望派に変わっている。Toyotaと同様に、双方合意による不確実な未来について、NISSANも疑問を抱いている。
 

アジア投資者と同様に、BMWも次世代MINIのR&Dと生産計画を延期した。MINIモデルは、英国オックスフォードとオランダボーンの二つの工場で生産しているが、BMWも生産能力をオランダに移転する準備を整えた。

年回りが悪いJLRは、既に4500人をリストラした。ただし、JLRのブランド構成の一部である“made in UK”の維持は、英国に残る限り役を立つ。

英国とEU間の貿易関税協定は、英国ブレクシートの事実と継続的に引き起こされる結果を変えることができない、少なくとも、自動車完成車貿易及び部品サプライチェーンは永久的に変化した。(自動車人/黄耀鹏)

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