完成車メーカー主催の全国的なファンイベントとして、広汽HONDAのドリームフェスティバルは今年で二回目だ。一回目のドリームフェスティバルと比べて、今年のイベントは規模と内容面において質的に飛躍した。通常のブランドプレゼンテーション、製品展示、技術体験に加え、今年のイベントは企業文化プロモーションからユーザー文化の拡張や具体化にシフトし、より現実的な'ドリームメーカー'イベントとして、広汽HONDAは充実した舞台をファンに任せた。
広汽HONDAは独自の高品質、ユーザーニーズを元に、製品やサービス内容を調整、変更する企業戦略で、ユーザーからの長期的な信頼と高い依存度を維持してきた最も成功した自動車メーカーの一社だ。2020年には累計販売台数800万台を突破した広汽HONDAは、ユーザーベースは中国最大ではないが、ブランド忠誠度やユーザーの評判などの観点から、HONDAファンは中国市場で独りよがりな存在だ。
ここ数年、広汽HONDAはユーザーニーズを正確に掴めたモデルを多様に披露し、中国初のハイブリッドMPV ODYSSEY鋭·ハイブリッド、ミドルエンドSUV車種空白を埋めたBREEZE、そして、需要層を差別化したデュアルシリーズの第4世代FIT、広汽HONDAの全てのモデルに、ユーザのために変更したデザインがある。もちろん、このような変更はユーザーからの信頼を取り戻した。
一人で歩くと早いかもしれないが、皆と一緒に歩けばさらに遠く行けるように、広汽HONDAは人と車、人々の関係が、ユーザーの車生活がより自由で快楽的に過ごせるカギだと理解している。広汽HONDAのドリームフェスティバルは、人車関係を深めるため、企業、ユーザー、ファンの良性な生態系を維持するための革新的な措置だ。広汽HONDAは、企業イメージを技術中心からユーザー中心にシフトすることに期待している、ユーザー向きの技術サービス、ユーザー向きの製品構築、ユーザー向きの経営核心により、着実なR&Dと堅実な成長を遂げ、根気強い取り組みを進める戦略だ。
規模と影響力のアップグレードがドリームフェスティバルの量的変化の場合、ドリームに対する解釈は、広汽HONDAがブランド化されたファンマーケティングにもたらした質的変化だ。まだ未成年だが、Z君は幼い時から自動車改造とレースに情熱を注いてきた、HONDAが自動車競技における優れた技術と無制限の改造潜在力はこの少年を魅了した。Z君はこれまで400種類以上のHONDAモデルを収集しており、HONDAファン層でも有名だ、そして、自らデザインして車両改造することは彼の夢だ。広汽HONDAは、ファンの夢を同伴者の立場で見守り、今回はドリームフェスティバルの機会を利用して、業界トップクラスの改造スタジオを招待し、Z君のために最新型第4世代FITを 2台改造した。
焦点を製品からサービスへ、単一型価値から体系型価値へ、技術レベルから感情レベルへの移しは、昨年の一回目ドリームフェスティバル主催以来、広汽HONDAの目に見える変化であり、大手合弁自動車メーカーのより成熟した証でもある。広汽HONDAは十分な影響力と普及力を持ったファン文化を更にブランド化、正規化することは、ユーザーやファン、企業自体にとっても前向きな意味をもたらす。製品技術を核心とするハードウェアに加え、サービスマーケティングを核心とするソフトウェアの二柱は、広汽HONDAが「より速い」から「より遠い」へと確実に進化させるための最も重要な戦略的考慮になる。
広汽HONDAは次の800万時代に向かって走り始まっている。（自動車人/麦可）
