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4月の自動車市場は21連続の下落を終え、日米系は急上昇し、ドイツ系は一喜一憂しています

2020-06-01 12:36:07 著者:

「新型インフラ」に牽引されて、中国の商用車の生産と販売台数は過去最高を記録し、4月の自動車販売は前年比でプラス成長に戻ったことを強く推進しました。乗用車の米系、日系とドイツ系ブランドの市場シェアは急速に伸び、中国ブランドのシェアを奪いました。
文/《汽車人》張 恒
 
4月は中国の新型コロナウイルス感染予防と制御の重要な転換期で、4月の1週目はまだ社会経済の生産が大規模な停滞状態であり、2週目から徐々に回復し、4週目までに、月初めに比べて大幅に改善されました。4月は中国の自動車市場にとっても逆転の月であり、中国自動車協会のデータによると、4月の中国の自動車市場の販売台数は前年比でプラスに転じ、21ヶ月連続の下落を終えました。しかし、中国の自動車ブランドの市場シェアは急速に低下し、米系、日系、ドイツ系ブランドの市場シェアは上昇し続けています。


 
商用車の販売台数が過去最高を記録しました


2020年4月、中国の自動車販売台数は207万台に達し、前月比13.5%増、前年同期比4.4%増となり、21ヶ月連続の下落を終えました。その中で、乗用車は4月に153.6万台を販売し、前月比45.6%増、前年同期比-2.6%増となりました。商用車は53.4万台を販売し、前月比37.7%増、前年同期比31.6%増となりました。



これは、4月の中国の自動車市場のプラス成長への強い回復が、商用車の高成長と不可分の関係にあることを示しています。更に、4月の自動車販売店の在庫警告指数は56.8%に低下し、2019年の同期レベルを下回りました。
中国自動車協会によると、2020年4月に自動車市場全体は通常のレベルに回復しました。一方では防疫状況の改善と関連する消費促進政策の推進のおかげで、他方では企業の在庫補充に牽引されており、現在のところ、業界企業の在庫レベルは基本的に正常です。
2020年の自動車販売台数の月間成長率は、深い「V」型が見られます。深い「V」型は、一方ではより速い降下を示し、他方ではより速い回復を示します。月間販売量が前年比プラスの水準に戻った今、このような傾向を持続可能かどうかが次の問題です。「オートマン」は、持続的な市場需要は短期間の急速なリバウンドよりも重要であると考えています。
最大の見所は商用車パネルです。4月に中国の商用車は53.4万台を販売し、史上最高レベルに達しました。この中で、大型トラックの増加は驚異的で、月に19.1万台を販売し、7.2万台増となり、成長率は61%に達した。また、中型トラック、軽トラック、マイクロトラックはそれぞれの程度で増加しており、マイクロトラックは前年比43.2%増加しており、成長率も明らかです。


多国籍ブランドのトレードオフ


乗用車では、SUVの生産・販売の伸び率は既にマイナスからプラスに転じており、他のモデルの減少幅は大幅に縮小しています。具体的にはSUVの販売台数は前年比で7.3%増加し、セダンの販売台数は前年比-6.2%増となりました。
注意が必要なのは、4月の中国ブランド乗用車の市場シェアは34.6%で、前月比6.5ポイント減、前年同期比2.6ポイント減となり、2014年7月以来の最低月間水準です。中国のブランドは月に合計53.2万台を販売して、前月比22.6%増、前年比9.4%減で、市場を下回りました。
欧米ブランドの中で、上汽GMは4月に102,554台を販売して、前年同期比13.6%増で、市場で数少ない2桁成長ブランドの1つです。また、一汽-フォルクスワーゲンの主要3ブランドで、累計月間販売台数は165,714台(輸入車を含む)を達成し、前年同期比9.9%増加しました。上海フォルクスワーゲンの4月の販売台数が129,210台で、前年比8.1%減となりました。



日本のブランドの場合、一汽トヨタは4月に7.2万台を販売し、前年同期比9%増となり、東風日産は4月に92,394台を販売し、前年同期比4.9%増となり、広汽ホンダは4月に71,730台を販売し、前年同期比2%増となりました。
全体として、4月の中国の自動車市場は初週の不利な状況で、最終的に前年比でプラス水準に戻るのは容易ではありませんでした。増分に関する限り、「新型インフラ」は商用車の大幅な引き上げに貢献しています。乗用車の市場需要が大幅に改善されており、これに比べて、新エネルギー車は何か欠落しているようです。
1ヶ月分のデータだけを解釈しすぎる必要はありません。重要なのは、市場の需要が継続できるかどうかです。次の数ヶ月のデータは非常に注目に値します。

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