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Toyotaは中国で収穫期に入る

自動車人 2020-09-27 11:05:00 著者:管宏業

自動車人/管宏業

9月26日に北京モーターショーが開幕され、Toyota自動車は「START YOUR IMPOSSIBLE」をテーマに、新四化を象徴する様々なモデルを初披露した。また、オリンピックとパラリンピックのグローバルパートナーとして、Toyotaは2022年に開催される北京冬季オリンピックと冬季パラリンピックを全面的にサポートするための措置を発表し、中国消費者の幸せを創出する'現地最高の企業'に目指していると明らかにした。

社会の持続可能な発展に向け、Toyotaは“エコカーは環境へ貢献するには、普及の実現が重要”という信念を貫き、1997年世界初の量産HEV“Prius”を発売して以来、今まで1600万台の電気自動車を全世界で販売した。中国におけるHEVの累積販売台数は100万台を上回る。
 

2020年、中国はウイルスを世界初で安定させた主要経済国であり、世界自動車業界が最も信頼する理想国でもある。日本の産経新聞は、ウイルスが猛威を振るう世界中、中国市場は最後、そして最高の希望として浮上していると評価した。

実際、Toyotaは中国で一時的低迷を経験した後、競合他社より早いスピードで回復していた。民衆は公共交通の利用に不安を抱えるため、Toyota中国の上田達郎会長はできるだけ多くの自動車を消費者に届くためのアクションを取った。

今年上半期、Toyotaのグローバル販売は前年比21.2%減となり、過去19年間二番目に低い記録だ。しかし、中国乗用車の小売販売が前年比23%減少したにもかかわらず、Toyotaは市場を大きく上回り、市場占有率は近年の最高値を記録し、昨年6.67%から8.21%に高まった。Toyota中国工場の役員は、"中国は世界最大の自動車市場であり、私たちが信頼する唯一の市場"だと述べた。
 

しかし、上田達郎氏が最も気にかけているのは、売上高と市場占有率ではなかった、昨年、彼が中国に赴任する直前、豊田章男氏が言い含めた言葉"中国での販売台数や収益以上に、Toyotaは政府と民衆が好きな会社になりましょう"、この言葉をはっきり覚えていた。これが豊田章男氏の企業姿勢であり、Toyotaが創業以来、最も重視してきた核心価値である。

Toyotaは2019年に162万台の販売を記録し、前年比8.2%増となり、2020年は176万台の販売を目指し、8.6%成長を見込んでいる。

新型ウイルスが後をひいているにも関わらず、現在の市場動向を見ると、FAW Toyota、GAC Toyotaは、いずれも年初の設定目標を超えると予測されており、Toyotaが年間計画を完成することは全然問題がない。
 

客観的に言うと、新型ウイルスと業界全体に相次ぐ悪影響の下で、今年の中国自動車業界は厳しいでしょう。しかし、過去急進的政略を選んだ企業より、多少抑え目で保守的だったToyotaは、今自分の強い耐性を表している。

樹の成長は土壌中の根と関連するように、深い張る根こそ、茎が大きい樹になる、投入した努力が成果と言う実になる。

グローバル企業の発展も同じことが言える、基盤をしっかり保ち、一歩一歩着実に進み、浮き沈みを経験して、最後まで生き残るのが勝者。

"いつの日は、中国市場でToyotaのことを日本企業ではなく、中国企業だという評価を聞かせてほしい"、これは上田達郎氏の最大の期待だ。

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